そもそも髪の成分はなに?

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髪の毛の痛みが気になるという理由でご来店されるお客様はたくさんいらっしゃいます。そんな方々にはトリートメントをお勧めする場合が一般的ですが、どうしてトリートメントなんでしょう?理由もしっかり答えられる美容師でこそ一人前です。

毛髪成分の構成とその役割

トリートメント

70%▶︎ケラチンタンパク質

ツヤ・ハリ・保護・強度・水分保持・透明感・コシ

10%▶︎非ケラチンタンパク質

ツヤ・ハリ・保護・強度・水分保持・透明感・コシ

12%▶︎水分

水分そのもの。

4.5%▶︎メラニン色素・NMF

水分保持・透明感・コシ

3.5%▶︎CMC脂質

保護・水分保持・透明感・コシ

ケラチンタンパク質・非ケラチンタンパク質・CMC脂質が髪の美しさに大きく関わっている。現在販売されているヘアケア商品は各毛髪成分の役割をサポートするものである。

ケラチンタンパク質・非ケラチンタンパク質って?

毛髪1本の80%はタンパク質で構成されています。タンパク質とは、酸とアルカリの両方の性質を持ったアミノ酸が約70個以上つながったものを意味する。このアミノ酸は全部で18種類あるが、シスチンを含むものを特にケラチンタンパク質といい、含まない物を非ケラチンタンパク質という。

シスチン結合

※パーマの1剤で切断され、2剤で再結合される。

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毛髪の等電点

髪の等電点とは毛髪内のタンパク質の結合が安定するpH値。安定した状態とはつまり、髪の形状が落ち着くという意味。その等電点はpH4.5〜5.5▶︎弱酸性。アルカリで塩結合を切断し、髪を膨潤させるパーマやヘアカラーの施術後に、弱酸性の酸リンスを使用するのは、アルカリに傾いた毛髪内のpHを等電点に近づけ、髪の状態を安定させるのが目的。

アルカリ成分の製品は膨潤という作用でキューティクルが開き、やわらかくなり弾力がなくなる。

酸性の成分の製品は収れんという作用でキューティクルが閉じ、引き締まって弾力が出る。

タンパク質以外の成分

水分

「タンパク質結合水」「CMC保持水」「NMF保持水」

これらはダメージを受けやすく、200℃以上の熱で毛髪からはなれてしまう。

カウンセリングで髪の状態が悪いお客様にはヘアアイロンの設定温度などを聞いてみるのも良いでしょう。

髪を痛めないヘアアイロンの使い方 

この他には「自由水」「吸着水」がある。

CMC脂質

キューティクル間やコルテックス間に存在。外的な刺激を保護し、また毛髪成分の流出を防いで水分を保持する働きがある。前処理剤やトリートメントにはこのCMC脂質と同様の働きをする成分を配合した物が多い。

メラニン色素

皮膚や毛髪などに含まれる顆粒状の色素。

NMF

天然保湿因子。毛髪中の水分を一定に保つ。

トリートメントをお勧めする理由は?CMC脂質の働きをしっかり理解しましょう。

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