メーカーにだまされるな!おすすめトリートメント商品
本日はオススメのトリートメントを紹介したいと思います。普段皆さんが使っている洗い流さないトリートメントはなんの為にお使いでしょうか?痛んだ髪を治すというようなイメージで使っていませんか?もちろんイメージですので消費者がご想像するのは自由です!しかし私が声を大にして言いたい事はそのイメージをつけているメーカーにだまされるな!という事です。
髪毛について少しお話しするので、とにかくオススメヘアケア剤が知りたい方は下部の方へ。そもそも髪の毛とは死滅細胞と言います。死んだ細胞は一度ダメージを受けてしまうと治りません。これは医学的にも証明されている事で私のような美容師が髪を治すというのは法律でも禁止されています。しかしメーカーは「髪を治す」というようなイメージをつけコーティング成分配合のトリートメントを販売し、さらさらになったという使用感を重視して製品化しています。ダメージ補修トリートメントは、治ったようにみせかけるお化粧のような物です。荒れた肌を化粧でごまかすというような感じです。化粧を落とせばまた荒れた肌は表に。シリコンなどの配合されたトリートメントでダメージ補修しても、シャンプーで洗えば痛んだ髪はまた表に出ます。
▼そもそも「補修」とは?
補修:壊れたり、傷んだりした部分をつくろうこと。
修復:壊れたり、傷んだりした部分箇所を直して、もとのようにすること。
例えば、布のバッグが破れて穴が開き、使えなくなったとします。
・別の布を当てて縫いつけ、使えるように直したけれども見た目は元に戻っていない場合 → 補修です。
・かけはぎ等の技術を使って、機能はもちろん見た目も元通りに
直した場合 → 修復です。
「治す」や「修復」という言葉が法律で禁止されているがために、メーカーは「補修」という紛らわしい言葉で消費者心理をくすぶります。個人の力が強くなったこの時代、私は一人でも多くこの事実を知ってほしいと思い書きました。
ダメージ補修トリートメント
▶︎言い換えれば、
痛んだ髪が治ってはないけど治ったみたいな手触りになるトリートメント
治ると思って購入した人にとってはほんとに腹立たしい事ですよね!
1ヶ月に伸びる髪の毛は約1cm。ロングヘアの方は相当長い間髪の毛と人生を共にしています。下手すれば中学校や高校の3年間よりも長い時をともにしています。かんかん照りの太陽の下での体育祭や、登下校などで紫外線を浴びればそれだけでも毛髪のダメージに。そして毛髪の乾燥は常に起きています。それぞれのダメージにあわせたトリートメントを使用するのが最も大事。
どのような成分がどのような役割を担っているかについてはリンス・トリートメントの各メカニズムの記事をご覧ください。
▼おすすめトリートメント
髪がぱさついているので水分を与えたいという方にオススメなのはこちら。
ルベル ナチュラルヘアトリートメント ライスプロテイン 720ml

毛髪の約12%は水分です。水分の蒸発によって髪がぱさついているという方はハチミツなど糖分を含んだ保湿成分の配合されたトリートメントをどうぞ。糖分は水分にとけやすい性質のため、ハチミツなどはヘアケア剤において優れた保湿効果を発揮します。成分表を見ていただきたいのですが、水の次にハチミツが使われています。シャンプーをした後このトリートメントを塗布し洗い流せば、しっとり感もすごく良いです。※成分は薬事法により配合成分量の降順で表記されています。
次におすすめする商品は、髪をこれ以上痛めない為に保護の役割を果たすトリートメントです。ハチミツ配合などすでに保湿効果のあるトリートメントをご使用になられている方はこれも必要です。痛んだ髪に保湿効果のあるトリートメントで毛髪に水分を補っても、痛んだ髪は治らないため常に水分が蒸発してしまいます。保湿してさらに保護すためにはホホバ油、マカデミアナッツ油、セタノール、セトステアリルアルコール、シアバター、スクワランなど髪にオイリー感を与え、ツヤややわらかな風合いなどを与えます。
ホホバオイルは、人の皮膚の皮脂成分に近い油脂成分が含まれており肌になじみやすいオイルなので、メイク落とし、乾燥肌の保湿、マッサージオイル、ベビーマッサージ、頭皮のマッサージ、などヘアオイル意外にも様々な用途にご使用いただけます。
